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09/02/2017

多分一生残る

それでもよければ、ですが。
アニメキャラの刺青「ヲタトゥー」イメージ変える?(Yahoo!:朝日新聞デジタル) ・・・変わらんだろうなあ、と。逆にヒかれることになりそうですが・・・痛車とかそういうのを見てる限りでは。
海外ではアニメキャラが人気、とは言っても外国人全員が無条件で好き、というわけでもなく。「好き」「嫌い」の比率はあっちでもこっちでもそれほど変わってないだろう、と思ってます。国によっては日本産?の同人誌は税関で没収されたりしますし。絵柄的にどうも・・・というのはどこの国にでもいるはずであります。

海外では「アート」的な扱いの刺青ですが。日本ではちと立ち位置が違っていたりします。・・・基本的に公共の場では見せない方がいい、ということになっています。公共浴場などでは「隠す」か「入るな」ということになってるのが普通であります(当然ですが刺青が当たり前の外国人からすれば理解できない・・・)。
しかしかつて日本でも刺青はフツーにあったものでありました。江戸期では一般的な庶民も刺青したりしてました。特に職人さんとか。・・・どっちかと言えばその「ノリ」がそのままちょっとコワイ系の方々に受け継がれ・・・それが「関わるとややこしい」といった風に現代では変換されてしまった、という観もあります。

個人的には別に当人がそれでよけりゃそれでいいや、というとこなんですが・・・刺青はその性質上(例え除去手術を受けたとしても)一生「何か」が身体に残ります。
これがペイント的な何かでそのうち消える・・・と言うのならまた違う話になるかと。しかし、一度彫り込んだら「何か」は残る。
・・・それがアニメキャラ。いや、まあ・・・当人がそれでいい、覚悟してる、と言うのならホントそれはそれでいいとは思うんですが・・・例えば花鳥風月とか龍のようなある意味「不変」のものならいいんですが、アニメキャラは時間経過と共にどうしても風化していくものであります、つまり・・・古くなる、どうしても。
10年20年して「今さらこんなキャラいやだ」となっても手遅れなわけで。むしろ、時間と共に消えるフェイクタトゥー系には合ってるように思うのですが・・・さて。

02:25 AM | 固定リンク