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08/11/2017

貸し出し

中国政府「自転車シェア」の規制開始(Yahoo!:Forbes Japan)。一昔前の「中国」「北京」のイメージと言うと大量の自転車が行き来しているようなものでしたが、最近は大きく変わっていて自動車やバイクがたくさん走っているようなものになっています。
何しろ排ガス規制でナンバープレートの末尾が偶数か奇数か、で「入場制限」かけるくらいであります(そもそもナンバープレートそのものの交付数が少なくなっている、という話も)。
こういう流れは世界的なものでもあって、環境問題への取り組みの一つとしての排ガス規制からの・・・自転車優遇、と。そこでヨーロッパなんかでは「自転車シェア」つまりは「レンタルサイクル」はかなりポピュラーになってます。

中国でもそれは同様のようで、いくつもの企業が参入してきているようなのですが。
当たり前ですが自転車を「貸し出す」ということはどこかで「返す」ことが必要になります。安価に自転車を売る、というものではないのでどこかで回収しないといけない。大規模な自転車シェアが存在していない日本でこの手の業務形態が定着しにくい理由の一つがコレであります。・・・返す、ということは借りた場所まで戻って来ないといけなくなるわけで・・・そんなめんどいことできるか、と。
じゃあ返せる場所を増やそう、というのがヨーロッパの方法で、あちこちに返せる場所を設置しています。これにより「そこらに乗り捨て」をかなり防止できます。さらにGPSの導入で「持ち逃げ」も阻止(この辺は中国も同様のようですが)。

ただ・・・↑記事からすると中国の場合「乗り捨て」が非常に多いのかなあ、と。だから規制が入るようになったのかなあ、と。
さらにデポジットも禁止・・・違法な目的に、というのも・・・なんだか妙な方向へ進んでるような気もします。
何でしょう、政府系の最大手で主導していった方が用地取得とか環境整備とかやりやすい、ということなのかどうか。日本でも何度も話題になってきてる「自転車シェア」なんですが、例えばオリンピックまでの本格導入、とかそういうことになる、かも知れんのですが・・・いけるのかなあ、とか思ってしまいますが。実際にはなかなか難しいような・・・?

02:05 AM | 固定リンク