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07/16/2017

飛行機が飛べない

温暖化で飛行機の離陸が困難になる可能性が(Yahoo!:AFP=時事)・・・実際、高温によるエンジン効率の低下や高温による揚力不足から積み荷や乗客を減らさないといけない場合、というのはすでに温暖な地方では起きています。
これが近い将来もっと寒冷な地域でも起きるようになるかも知れない・・・。
飛行機と言うのはかなりデリケートな乗り物であります。・・・通常ならあり得ない場所を移動しているのですから、周囲の影響をモロに受けます。現在では空港に行けば当たり前に飛行機があって、何も問題がなければフツーに離陸してます。・・・ところで。人類で初めて「飛行機」で飛んだライト兄弟。それは1903年のことで・・・その後20年しないうちに「旅客機」は一応の運用を始めてはいます。

ただ・・・現代のように気軽に飛行機で・・・というのは実はつい最近だったりします。第二次大戦直後くらいからでしょうか・・・各地に航空インフラ(空港とか)が整備され、そして連日飛行機が人やモノを運んでいく。
・・・飛行機の前に「飛行船」という乗り物もあったのですが。しかし安全性や速度の面でどうしても飛行機に劣ります(もし現代に完全復活?したら輸送量では大いにリードできるでしょうけどやはり速度が・・・ということになりそうな)。
そんな飛行機ですが、地球の状況に大きく影響されるのはある意味仕方ないことであります。いや、この短期間で人類はよくぞここまで飛行機を発展させたもんだ、というのが実は正直なとこだと思われます。

仮に1930年頃を「旅客機元年頃」としてみたら今はもう80年経ってます。見方によってはもっと短くはなるでしょうけども・・・それでも数十年は経ってます。それでもまだまだ飛行機というのは地球の影響をモロに受けつつ飛んでいる・・・いや「飛ばせてもらってる」ような状況ではないか、と個人的には思ってます。
だから↑のように「飛べない」事態もまだまだ起きてくるわけで。・・・そういうのを完全に排除、というのはまずあり得ない話であります。ニンゲンなんてそんなもんだったりするわけです・・・。

01:23 AM | 固定リンク