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07/07/2017

だらっと近況報告 7/7:クワガタ

コクワが全部羽化しました・・・。

とは言っても一昨年から羽化を待っていた「幼虫の食材にカワラタケ材を用いてみる」幼虫は・・・途中で落ちてしまいました。サナギの時点で40mmを越える(もちろん大アゴは折り畳んだまま)オスだったのですが・・・非常に残念でありました。少しの振動でも暴れまくるほど非常に神経質だったので、その辺が影響したのかも知れませんが・・・。
この育成法でやってたもう1頭は二年一化でフツーにメスとして羽化したのは前に述べた通りで。しかし真っ黒だ・・・。

気を取り直して?今年のコクワであります。
全部で11頭羽化しました。今年の傾向としては・・・まあ、それなりの型は出たかな、とか思うのですがオスの40mm超は出ず。メズは30mm超も出ず。しかしまずまずか・・・と言ったところであります。
Dsc01412m22_12
左はオス34.4mmの右はメス29.4mmで・・・サイズ的にはこんなものかと。
しかし自分の場合「赤いコクワを出す」という目的?があるので↑これらを載せてます。・・・ご存知の通り甲虫系統は羽化直後は大抵「真っ赤」になるので、羽化確認直後に掘り出してしまって「すげえ、真っ赤やんけ!」とか喜ぶと後で苦い思いをすることになります。
そのためこいつらは十分に「追熟」させてから掘り出していたりします。・・・ここまで来れば色も定着するかなあ、と思ってるのですが。

ホントに真っ赤なのはホントに真っ赤なんですよねえ・・・。
現状ではうちにいるのは↑「ワインレッド」と言うか・・・まあ、普通のに比べたらちょっとは赤いよね? と、そんなもんで。系統的にコクワはどの個体でも「赤くなる要素」は持ってるんでは、と思ってるんですが。大きさ的にはあまり大きくないのが赤くなるような気もしてます。
Dsc01441_1
メス20.6mmとまれに見るほど最小なんですが良いくらいに赤くなってます。これには「小さい個体の方が皮が薄くなって赤くなる」的な意見もあって、そういうもんかなー、とか思ってたりするんですが。

実際にはその辺もよく分かってないもんで・・・赤っぽい個体同士を組み合わせてみる、という方法しか思いついてなかったりします。それでも結構発色いいよなー・・・とか。さらにカタチのいいのが出るのがこの系統の良さ、なのかも知れません。オスの大あごのカタチとかバランスが良い、とか勝手に思っているのですが。
コクワはこれで全部羽化してます。・・・次はノコ、ということで。蛹化確認は相当数あるんですが・・・まだ幼虫なのもあるんで、何とも。コクワは霧吹き抑えてここまで来てるんですが、ノコも乾燥させすぎたかな・・・とか思ってるんで、前回ほどに大型は出ない・・・かも?

03:05 AM | 固定リンク