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05/17/2017

犯罪は犯罪なのですが

まるで立ち読みですな・・・。
漫画、小説無料公開・・・大手出版社再開を警戒(Yahoo!:SankeiBiz)。ちょっと前から話題になってたサイトなんですが・・・あからさま過ぎる?のでこういう事態になって「やはりか」と。
・・・普通、こういうのの目的は「格安の有料にする」「広告収入」などがあるはずなんですが今回のコレにはそういった要素もあまりないようで。さらに「専用アプリ」もない、となると・・・。
完全無料でDLしやすい。まるで「立ち読み」でありますな・・・。

たしかに現状、書籍の「立ち読み」は結構難しかったりします。
文庫とかならまだ実店舗で可能な場合も多いですが・・・漫画になると新古書店辺りでないとまず不可能。「試し読み用」を置いてあるところもありますが・・・ないところの方が多い。
かつて「立ち読み」と言えば客と店の駆け引き?的なものもあったんですが、ここんとこは「タダで読めるから」的な無粋な方向になってしまっているのは・・・ちょっとさびしいものではあります。
ただ、そうなってきて店側もビニールで覆ったり袋詰めしたりすると今度は内容が確認できなくなってしまう。そうなると売り上げに影響が出てくるんではないか・・・と、そういう論調もあるわけです。

そうなると例えばネット上で一部を「立ち読み」と。これもないわけじゃないのですが、あまりメジャーではありません。・・・範囲の問題かなあ、と。アタマの「数ページ」と規定してもどこまでが「数ページ」か、となると。「アタマ」だけ、ということなら最後の1ページだけ残しても「アタマ」ということに・・・?
これを自社の1部門としてやるのならまだしも。「そういうことやっていいよ」的な話が広まるとほぼ確実に「立ち読みサイト(ただしほぼ全部)」的なものが出てくることになります。
・・・ただ・・・そういうサイトの「うまみ」はなんだろうか、と。恐らくは広告収入かと。しかし・・・↑記事のサイトは特にそういったことはないようだ、となると・・・何が目的だったんだろうか、と。公開すること自体が目的だった・・・?

10:17 AM | 固定リンク