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05/08/2017
消えないモノ
今でも存在する「タイプライター修理会社」(Yahoo!:dot.) しかも海外の話ではなく・・・日本国内であります。
「タイプライター」と言ってもローマ字で打てるタイプのものは、見た目がPCなどのキーボードに似ています。いや、キーボードを作る時にそのまま「移植」したんだろうなあ、と。PCの前だと「ワープロ」というのがあったんですがこちらのキー配列も一緒。タイプライターからワープロ、そしてPCとやってることはほとんど同じ(文章作成)なせいか見た目もほとんど変わってない、という・・・。
自分の家にも実はタイプライターがありました。インクリボンで文字通り「文字を打つ」タイプであります。キーを押すと細い棒が立ち上がり・・・その先端が文字を「打つ」のですが、紙とその先端の間にインクリボンを挟むことで「打撃」の威力でインクを紙に記していきます。・・・そのためインクリボンには打った文字列が白抜きでそのまま残ることになります。たしかコレをトリックに使った推理小説があったような。
ただ・・・一文字につき細い棒が一本。アルファベットでもちょっと無茶をするとこんぐらがったりしてました・・・。
後に自分はワープロも購入しています。こちらはPCとそれほど操作性は変わらないような。もっとも、画面がPCのようにカラフル?ではなかったのでその辺に違いがある、と言えば違いはありましたが。
配列そのものは今のPCにも受け継がれています。が・・・最近のスマホの入力方法なんかだとキーボード観はありませんからこれも今後はなくなっていく・・・のかも知れません。
それでも「残しておきたいものはどうやっても残しておく」という願いのある人間がどこかにいる限り、完璧に消え去ってしまうモノ、というのは実はそれほど多くはないのでは・・・と思いますが。
01:02 AM | 固定リンク