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05/24/2017

サルが祖先ではなく

ヒトはサルと共通の祖先を持ってる、という話であります。
人類の類人猿からの分岐、アフリカではなく地中海で起きた?(Yahoo!:AFP=時事) じゃあその「祖先」とやらはどこから来ていつチンパンジーなんかと分かれて「ヒト」になったのか・・・という問いに対して実は明確な答えは出ていません。
「通説」としてはアフリカの方で分かれて世界中に分散して行った・・・ということになってます。
・・・なんだか「消防署の方から来ました」的な表現ですが。しかし現状ではこんなもん?であります。

それでも一頃と比べると調査も研究も大分進んだ観はありますが。
現代のような科学的な方法がなかった時代は「自身の発想が正しいかどうか」だけでありました。例えばアリストテレスという高名な学者がいましたが・・・彼はとある本の中で「馬の尻尾の毛が抜けて川に入ってウナギになる」と記していたりします。
「科学的」という客観的な・・・誰の目でも明らかになりやすい手法を得てから人類の知識は飛躍的に進歩した・・・という見方もできます。
・・・その一方で「誰にでも理解できる」ということで知識のため込みが進み・・・それによる格差めいたものまで起きてしまってますが。それは、まあ、ある意味仕方ないことなのかも知れません。

それにしたって新しい「事実」が出て来て証明されてしまえばそれまでの「事実」は「事実」ではなくなってしまうものであります。・・・もちろんその新しい「事実」がホントウに正しい「事実」ならば・・・ですが。返り咲くことだってあるのです。
こんな風にまだまだ不確定なことだらけなのが世の中で・・・ヒトの持ってるもんなんてホントちっぽけなもんなんだったりします。

12:29 AM | 固定リンク