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05/30/2017

生きるか死ぬか

・・・とはちょっと意味合い?が違うような。
MP3は本当に「死んだ」のか? 特許権消滅が意味するもの(Yahoo!:ITmedia NEWS)。楽曲ファイル「MP3」であります。拡張子「.mp3」を持つファイルなのですが、特にそういった知識がなくても「ダウンロードした楽曲」はコレの場合が多かったりします。
・・・まあ、それも最近は別のファイルが増えてきてますが。
「別に聴ければそれでいいや」てな場合は特に気にする必要もないんですが・・・このファイルによって一時代が築かれていた、という時期もあったりするので一種の「時の流れの実感」的な感覚もあったりします。

現在のように様々な楽曲ファイルのない頃はいわゆる「生データ」でありました。.wavとかその辺ですか・・・CDから録音、というとコレになります。が・・・これでは容量が大きくなりすぎます。そこで容量を減らす努力がされてきましたが・・・やり過ぎると今度は音質が悪くなってしまう。
ちょうどいい具合に「小さく」してたのがMP3だったような感覚もあります。
しかし技術と言うのは日進月歩、これまでよりもさらに小さく・・・しかし聴くキカイの方も進歩してきて結構デカいファイルも扱えるようになってきて・・・じゃあ、音質を良くしよう、という方向性もでてきました。それでも「小さい方がいい」というユーザーもまだまだいるので、じゃあその辺もどうにか・・・。
ということで現在は様々な用途の様々なファイルが出てきています。今後もどんどん増えていくかと思われます。

が、たくさんある、ということは対応できるかできないか、という問題も起きてきます。
その点長い間流通してきたMP3なら対応していない機種の方が珍しいくらいで。しかも諸権利関係がクリアになってきた、というのなら逆に「死ぬ」ことはなくむしろ「生きる」のでは・・・とか。
実はこれには前例があります。「GIF」という画像ファイルで、今でも使われています(複数枚を繋げることができるので動画のようにも扱える)。・・・これも数年前に諸権利が消滅してその頃から扱いが楽?になったようなもので。それまではフリーの画像ソフトではまず扱えなかったのです・・・。

このGIFと似たような今後になるのではないか、という声もあります。あるいはもっと扱いやすいファイルに取って代わられて「死ぬ」んではないか、とも。
その辺はまだ分かりませんが・・・状況の変化の激しい世界ですので、意外と早く結果?が出てくるかも知れません。

12:53 AM | 固定リンク