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02/25/2017
やはり復活、か
引退表明したはずの宮崎駿氏が長編アニメ製作準備へ(Yahoo!:日刊スポーツ)。・・・毎回?「引退する」「やはり復活する」を繰り返してきてますから、まあ、今回も・・・とか言われそうではあります。
実は前の「引退宣言」の時には海外のファンからは不満が出てきた、とか。「なんでまだ若いのに」と。80過ぎても平然と映画監督やってるのも多いのでなんで? ということなんだとか。・・・大きなお世話なような気もしますが、それも「愛」なのかも知れません。
ジブリと宮崎駿の「呪い」リストラされた後継者たちの「その後」(Yahoo!:BuzzFeed Japan)・・・こういうのもあります。ネームバリューが偉大すぎるためその「後継者」には一種の「呪い」がかかってしまう、と。こういうのはどこの業界でも存在するもんなんですが・・・克服するのはその当事者にしかできないことではあります。外野が何言っても意味のないことだったりします。
・・・しかし今の日本のアニメは宮崎駿氏だけでここまで発展してきたわけではなく。無数の、たくさんの分野の人たちの地道な積み重ねによってここまできています。そしてそれは今後も続くわけで・・・「後継者」の「後継者」のさらのそのまた「後継者」というのも考えていかないといけなかったりします。
・・・活発な業界なら現役の人たちがあまりそういうこと考えなくても良かったりしますが・・・。
しかし・・・どうなんでしょうね・・・宮崎駿氏復活、ですか・・・。
個人的には別の意味での「呪い」を解除して欲しいなあ、とか。ナウシカ辺りからなぜか「子供に良いアニメ作品」的なレッテルが貼られ続けてる気がして(文部省なんちゃら、というのも大きかったのでしょうけど)その辺が「呪い」のように作品にまとわりついてるんじゃないか、とか勝手に思ったりしてるんですが。多分当人は気にしてないと思うのですが・・・。
何と言いますか、余計な制約をなるたけ排して自身が本当に作りたいもん、作って欲しいなあ・・・とも思うのですが、制約なくなると某巨匠映画監督の晩年の作、みたいになっちまう可能性があるのもなんだかなあ、と・・・?
01:09 AM | 固定リンク