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02/24/2017
飛ぶ基地局
災害に備え、携帯電話の基地局機能搭載のおドローンを初配備(NHK)。ちょっとした?盲点でありました。たしかに基地局機能のある物体が他にあれば、しかも飛んでいれば機能補てんもうまくいく、というものであります。
大地震などの災害時にはライフラインの分断が大きな問題となります。電気や水道、ガスなど。・・・電気や水道は個人ではどうしようもない、復旧を待つしかない方が多そうですが・・・ガスは実は一定以上の震度だと自動で遮断されるような仕組みになっているので、意外とカンタンに再開できたりしますけども(それも大規模災害だとさすがに不可能となってしまいますが)。
携帯・固定問わず電話は災害が起きると回線がパンクすることもあり・・・繋がらなくなることで知られています。
最近はメールやLINEなど電話回線を利用しないツールも増えてますが、いずれにせよ災害時に多数の人が利用しようとすると使いにくくなるのは同じであります。
・・・かの阪神淡路大震災の時には電話は一気に使えなくなって、専用回線の無料公衆電話が設置されたりしてましたが。あの頃はまだ今ほど電話・電信や手紙以外の連絡手段が今ほど普及していなかったため「電子メールの方が連絡付きやすい」とか言われたりしてましたが、昨今ではそうもいかないかと。むしろ・・・逆に固定回線の電話の方が繋がりやすかったりする、と、さすがにそこまではいきませんか・・・。
そこでその機能をドローンに負わせる、というのは一つの手段であります。
問題は・・・どれくらいバッテリー持つんだろうか、とか。あるいは、高度によってはかなりの騒音が出るのですが、災害時というのは意外と静かなものなので・・・その辺にも問題が出てくるかも知れませんが、技術が進んで行けば少しずつ解決していきそうであります。
05:14 PM | 固定リンク