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02/08/2017
じあげや
「地面師」逮捕増、狙われる空き家(Yahoo!:産経)。様々な事情があって増えている昨今の空き家ですが、やはり「所有者の高齢化」というのも大きな要因となってきています。
例えばちょっと郊外の家、とか。
高度経済成長期に「自分の持ち家を持とう」的な流れがあったのですが、そう簡単に土地なんか手に入るわけもなく。しかし都市部からちょっと離れた郊外になら、まあ、なんとか・・・ということに。そこで1960年代とか1970年代くらいに「郊外にマイホーム」が大量に出来あがってきました。「なんとかニュータウン」とかそういうのが急増していったわけです。
しかし・・・その時の所有者も老いてきます。子供に贈与や相続、とうまく?いけばいいのですが様々な事情によって放置されてしまうケースも多々あります。立地的にも最近の「都市部にマンション」という流れとはちと違ってきてますし。そうなると・・・空き家になってしまう。
・・・これが所有者はこの人でこうこうこうなって今はここに住んでいる、とかそういうのならまだしも。誰が買ったのかすら分からない、という空き家も増えているんだとか・・・。
↑詐欺はそこまでいかず、逆?に「高齢者が保持している家」を狙ってくるわけです。バブルの頃の「地上げ屋」というのは「価値が上がりそうな土地を無理やり買い取る」とかそういうものだったのですが・・・昨今のはある意味それよりひどい方法になっているようです。
防ぐにはやはり「連絡を密にとる」とかオレオレ詐欺対策と同じようになってしまいそうですが・・・それでも場合によっては難しいケースもありそうで、しかも今後増えていきそうな犯罪ではあります。
01:45 AM | 固定リンク