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02/06/2017
どうでしょう
中国、春節のお年玉「紅包」電子版利用急増460億件(Yahoo!:AFP=時事)。これが中国全土でどれくらい「電子版お年玉」が普及しているか、とかそういうところまでは↑記事では分からないので「これは全くの電子化だ」とかそういうことはカンタンに言えないのですが・・・前年比約76%増、ということはそういう傾向が高まっている、というのは言えるかも知れません。
日本でも「電子版おさい銭」というのが話題になったりしましたが。しかしあれはあくまでも「実験版」的な立ち位置でしたし。今後日本でも定着していくか、と言えば・・・その辺はどうなんでしょう、と。
日本は「紙幣・貨幣中心」とよく言われております。
これはカードやチェック(小切手)を個人でも支払いの中心とする人の多い海外から見た話なのですが。それでも「実態のあるおカネでの決済」を好む、という傾向はやはりそう言えるかも知れません。目に見えてないモノをなんとなく胡散臭く思ってしまう。あるいは受け入れにくく思ってしまう。そういう傾向はまだまだあるかと。
さらに「お金」というものに対しての独自の「信仰」がある、というのも日本ならでは、と言えるかも知れません。「お金=額面通りの価値」ではなく「それにプラスして何か」ある、という思考法、と言うか・・・。
まあ、あと何年、十何年かしたら変わって来るかも知れんのですが・・・こういうとこも。
それでも「電子おさい銭」にしても定着には「?」が付くような国ですし。↑「電子お年玉」となると・・・そこまで行くかどうか。さて・・・どうでしょう・・・?
02:34 AM | 固定リンク