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02/20/2017
結局は道具
「スマホ育児」どう考える(Yahoo!)・・・色々あるとは思うのですが、「おもちゃ」の延長線上としてスマホを与えるとかあるいは「これはこの先の情報社会を渡っていく上でこの子には必要だから」といった意味合いでスマホ与えるのとは違ってくると思われます。
育児上の疲れから、一種の時間稼ぎからの「スマホ育児」というのもまた違ってくるかと。
結局はツール、つまりは道具なわけで。その道具をどう使うか、特に子供にとっては親もしくは親権者がどう使うか、どう使ってくれるか、というのが大きな問題となるわけですが・・・それをスマホにだけ向けてもなあ、と。
・・・子供に携行用ゲーム機を与える。これは最近では別に珍しい話ではないと思うのですが。
スマホはたしかにゲーム機以上の使い方ができます。その複雑さはたしかに単純に比較できるものではありません。ただ、同じノリで渡すのか、それとも違う方向性で渡すのか、となるとまた違ってくると思うのですが。
「周りを見なくなる」「手軽にうわっぺらな知識を手にするようになる」というのはスマホ以前にPCが一般化してきた頃や、携帯(スマホではなく)があふれてきた頃から言われてきたことであります。とりわけ「スマホが~」ということではないように思います。・・・なんか・・・新技術にミョーな期待?を持ってる人が多いような。
所詮は道具なんですが。・・・使う側がきちんと使ってれば問題ないわけであります。
よく言われるのが「ナイフが人を殺すのではなく使う人が人を殺す」であります。人を刺し殺すナイフ。じゃあナイフォが悪いのか、と言われれば・・・いや、刺した人が悪い、ということになる。スマホも結局は道具に過ぎないんで・・・それによって何かが害が起きても結局は使う人なんでは・・・と。子供が使うのならその親もしくは親権者に問題がある、ということになると思われます。
・・・そして。これは、この辺は完全に個人的意見なんですが。
多分10年20年したら「スマホで育児に悪影響? 何バカなこと言ってんの?」とかそういうことになりそうな。情操教育にこれほど良い教材はない、とかナントカ。よく知られていない新技術に対するバイアス的なものがどこかにあるんでは、と。
いや、これは自分もあまり人のことは言えますまい。分からない技術、モノに対してはやはり身構えてしまうものであります。
12:04 AM | 固定リンク