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02/28/2017

まだまだ不安?

と言うか未知の要素がまだ強すぎるような。
ゲノム編集技術による家畜改良、専門家の期待と警鐘(Yahoo!:AFP=時事)。カンタンに言えば「人間にとって都合の良い家畜を生み出しやすくなる技術」ということであります。
・・・これまでだってそういう技術はあったのですが。↑記事でも出てますが・・・。
非常に時間と手間とお金がかかる作業であります。まず、目指したい性質を持つ個体を選び出し・・・それも複数、多ければ多いほど良い・・・それらをかけ合わせて仔を得ます。その仔にその性質がきちんと受け継がれていればまた作業を繰り返してその性質の「純度」を高めていきます。
では仔に現れなかったら? ・・・しかしその仔の仔に現れるかも知れず。結局最初からやり直し、ということも多いですし何より成功の保証というものがまずありません(性質の方向性にもよりますが)。
やるだけやって結局ダメだった、というケースも少なくありません。時間・手間・お金のどれかが尽きてお蔵入り・・・ということも多いかと。

もちろんその分「うまみ」はあるわけですが。生物によっては結構頻繁に使われる技術だったりします。世代交代にかかる時間が少なければ少ないほど有利ではあります。
それがゲノムを編集できる、となると。いきなり欲しい性質を持った個体を生み出すことも可能で、探す手間が省けます。さらに精度が上がれば仔に受け継がせることも十分に可能になると思われます。・・・これまでのような地道な努力も何もなしに欲しい性質を持ったものをいくらでも生み出せる・・・!

・・・と、まあ、簡単にはいかないのですが。
現行の技術ではまだ「思いのままに生物を作り変える」とまでは行ってないようです。ただ・・・技術は常に進歩していきます。現状の研究進行度合いだと時間の問題であります。近い未来には当たり前の技術になって、小学校の授業もやる、とかそういうことになっているかも知れません。
その分「警鐘」も必要であります。
完全にコントロールできる、となっても想定外の性質が生まれる可能性は否定できません。さらに思うような性質ができた、と喜んでたらそれもやはり想定外の結果をもたらしてしまった・・・とかそういう事態も起きかねません。現状では「これこれこういうことやったらこうなるからダメだ」という明確な線引きもまだできなかったりします。正直、何が起きるか分からない・・・。

でも起きてしまったらもう遅い、ということでもあります。だから運用は慎重に・・・となってるのですが、人間てのは実はそれほど頭のいい生き物ではないようで、どうも・・・なんかやらかしそうで、まだまだ不安だったりします・・・。

02:07 AM | 固定リンク