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11/08/2016

多様化進んでるだけ

多様化がようやく進んできただけ、という見方もできそうですが。
テレビドラマから「恋愛」が消える日?(Yahoo!:現代ビジネス) あくまで「イメージ」として「テレビ業界」と言えば「かなり保守的」というのがあります。変化を好まない。恋愛要素てんこ盛りのドラマばっかりで面白くない・・・というのはかなり前から言われていたことで、ようやく「多様化」が進んできたか・・・というところなんではないか、と。
これはかなり前にどこかのサイトに書かれてあったのですが(ネット小説指南?みたいなサイト)「恋愛要素はあくまでスパイスであって多用しすぎると食べにくくなる」と。もちろん「恋愛小説」というのはジャンルとして確定していますが、そればっかりやるとクド過ぎてみんな引いていくよ、と。
・・・某アジアの某ナントカ流ドラマもそんな印象で。とにかく登場人物にイケメン・美女を出しておいてとにかくくっつける。何が何でもくっつける。そりゃあ、そういうのがウケる層もあるんですが、そればっかだとスパイスのみの料理を延々と食わされることになってみんな飽きてくる。

いわゆる「良い脚本」ならそれを回避できる、という話もあります。あるいは別要素を盛り込む、とか。しかしもうそれではやっていけない・・・というのが正直なとこではないか、と。テレビ業界というのは「視聴率」というある意味絶対的な数値で全てを計るわけで・・・読者アンケートや物品の売れ行きなどよりもっとシビアで短期的・・・ずばっと人気が出ないとやっていけないわけです。
でも実際のとこは・・・世は多様化が進んでます。それに対応できてるか、となると・・・ちょっと怪しいなあ、と。

逆に言えば中長期的にじっくり「人気」を測れる出版やゲーム業界の方がそういった風潮に対応しやすかったのかも知れません。対応策を後からでも出せますし、結構余裕をもって創ることもできる。
そういうとこまで「導入」できればまた違ってくるかも知れんのですが・・・色々ありますし。しがらみ的なものはどこの業界にだってあります。まあ、そういうのはテレビ業界に限った話でもない、ということになりそうですが・・・。

01:20 AM | 固定リンク