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10/01/2016

黒船襲来と言われるだろうけど

邦楽の「量」はどうなんだろうなあ・・・と。
「Spotify」ついに日本上陸、そのインパクトは?(Yahoo!:ITmediaニュース) 「4000万曲」「プロが選んだプレイリスト」「無料プランも充実」などのなかなか興味をそそるサービス内容なんですが・・・記事中には「遅すぎた」という表現も。たしかにすでに他のオンライン配信サービスが日本には来ていますし。そういった意味では「遅すぎた」ということになるかも知れんのですが・・・。

日本独特の音楽事情と言いますか・・・いくら大量の楽曲を提供できる、と言ってもどれだけ「邦楽」を配信できるか、とその辺が一番問題になりそうな・・・。

欧米とは事情が大分違っていて、かなり閉鎖的なのはよく言われていることであります。過去には「PCでCDを取り込む」という作業ですら(PCに元から備わっている能力?なのに)かなりの嫌悪感を示し「取り込めない規格のCDにする」と言い出していきなり新規格を無理に流通でさせたこともありました。
・・・音質が非常に悪い・一部のCDプレイヤーで再生できない・などなどの批判によって今ではその「まがいものCD」はなくなってますが(普通のCDプレイヤーで再生したらプレイヤーがぶっ壊れた、てな噂まで)方向性としては今もそれほど変わっていないかと思われます。
その後、音楽ファイルによる再生が主流になってきても・・・やはりそういったノリは残っているように思われます。

この辺、出版業界と電子書籍に似てるかも知れんのですが・・・新しいモノへの拒否反応というのは日本は結構激しいものがあったりします。
そこへ「黒船」となるのですが・・・実際に登録してみたわけでもないのではっきりと言えるわけもないんですが・・・やはり日本のユーザーとしては邦楽を楽しみたいでしょうけど・・・どこまで「量」を揃えられるかなあ、と。ダウンロード販売だってモノによってこれだけバラつきのある邦楽であります。そろそろ何らかの方法で(権力でもなんでも)一気にあの鉄壁のガードを突き崩すようにならないと「少ないなあ、邦楽」で終わってしまいそうな気もするんですが・・・。

01:03 AM | 固定リンク