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09/30/2016
釣れますか・・・
この間ちょろっと触れた記事ですが。
沖縄で発見された「世界最古の釣り針」の信ぴょう性は?(Yahoo!:BuzFeed Japan) こういうのは実際に作ってみて試してみる・・・というのが一番なような気もするんですが、そういうとこまではいかないもんなんでしょうか・・・?
素材は「貝」ということで強度的にどうなんだ・・・という声もあります。形状も「かえし」がないので、なんともということですが「かえし」なしで釣る方法というのはいくつもありますし。
やはり実際に同程度のものを・・・というのが手っ取り早いような気もするんですが。
同じ地層からは獲物?と思われる魚の骨も出土。
・・・でもそれだけじゃこれらを「釣果」とするわけにはいきません。・・・ちょっと疑問なのですが・・・「釣り」をするのに最低限必要なのは「針」「糸」であります。ここに「重り」が加わりさらに「エサ」が揃えば「釣り」は十分可能であります。「竿」は・・・あった方がいいんでしょうけど、なくても可能ではあります。
「糸」「エサ」は時間が経てば劣化して消えていってしまいます。でも「重り」は・・・それっぽい石でも見つかってないんだろうか、と。例えば溝が彫り込んであって糸に簡単に縛り付けられるようになってる石、とか。
まだまだ研究が進むのを待つ必要があるのかも知れません。出土品の精査もまだ完全ではない、ということでしょうか・・・。
それと↑記事でちょっと気になったのが「これまで、旧石器人はナウマン象など陸上のほ乳類を獲っていたイメージが先行していましたが」「狩猟を中心に生活を営んでいたとされてきた旧石器人」(「」内↑記事より引用)といった辺りで。
・・・どう考えたって「山」より「海」の方がラクに食い物手に入るんですが。太平洋戦争当時、山に逃げると食べ物見つからずに部隊が全滅するけど海に逃げるとなんとかなった、てな話もあったりします。実際、小型の動物ばかりで何より数が違います。いくら集団生活してたって獲物を狩りやすい場所で生きていこう、とするもんなんじゃ・・・?
後の時代になると「貝塚」なんて明らかに水のそばで暮らしていた遺構まで出てくるほどであります。旧石器人だって似たようなもんじゃないのか・・・と門外漢は考えてしまうのですが。
12:58 AM | 固定リンク