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09/27/2016

どこまで繋がる

沖縄・勝連城跡からローマ帝国時代・オスマン帝国時代のコイン出土(Yahoo!:琉球新報)。どの時代から・・・と言うかどの「地層」から、というところでちょっと違ってくるかも知れませんが。実際にローマ帝国と何らかの繋がりがあって、その結果沖縄にコインが辿り着いたのかそれとも全然別の、例えば明治期辺りに資料的な意味合いで持ち込まれた・・・とか。
1669年と言うとすでに薩摩の島津氏の支配下?にあった頃でしょうけども。でも3、4世紀のローマ帝国時代、となると・・・詳細な歴史もまだまだよく分かってない頃ではあります。日本本土も沖縄も。

・・・これがもし日本のどこかの蔵から・・・とかなら「密かに持ち込んだな」ということになりそうなんですが。
今回は「出土」ということでちょっと事情が違うかも知れません・・・どこかから発掘、ということになりそうですし。ただ、実際のところ大陸と交流はあったわけで。その辺からするとあり得ない話ではありません。
江戸期にいわゆる「鎖国」状態となる前の日本は結構大陸との繋がりはあった、とされています。ただし島国ということで行き来はそれなりに覚悟と技術が必要でありました。・・・考えてみれば飛行機ができてから、ようやく日本人が自分の国から気軽に行けるようになった・・・と言う言い方もできるような。それまでは船を使うしかなかったわけです。もちろん危険もあったわけで・・・それなりの人たちでないと行って、返ってこれなかったわけです。

それは、まあ、日本に来る「海外の人」も同じなわけであります。いくら航海技術が発達している、とは言ってもどうしても危険は付きまといます。それでもあちこちへ出かけ、そして色々と繋がってきたわけです。
その結果としての現代、という考え方もでたりしますが・・・さて?
まあ、いずれにしても↑は今後の研究が待たれるところであります。もしかしたら大発見に繋がるかも・・・あるいは逆に、ということもありますけども。

02:11 AM | 固定リンク