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09/16/2016

なあなあ

乗客残して運転手が下車・・・理由は「超過勤務」(Yahoo!:AFP=時事) 記事はスペインでの話なんですが、これが日本だったら・・・まずそういった一種「過激な」行動には出ずにそのまま乗ってるだろうな、と。そして内々でグチこぼしたり・・・あるいは帰りの居酒屋やなんかでクダ巻いて・・・それで終わり、と。労働状況の改善とかそういうとこまでは行かずに終わるだろうな、と。
・・・ただ、全部の日本企業がそうだ、というわけではなく。あるいは全部のスペイン企業が「シエスタのある国だから」的ないいかげんな企業ばかりだ、というわけではありません。ただ・・・現状スペインは非常に雇用状況が悪くなった状態が続いています。ある意味日本の「就職氷河期」とか問題にならないくらいに。

そもそも「シエスタ」だってスペインの南の方とかラテンアメリカが主なわけで、北の方行ったらまた違ってくるのですが・・・日本と言えば「サムライハラキリゲイシャ」と同様スペインと言えば「闘牛シエスタカルメン」みたいになってますが、現在マドリードで闘牛は禁止されてますし、カルメンて・・・ほんの一地方の話であります。
もちろん↑の運転手の行為は許されるものではありませんが(日本ならどれほどの社会的制裁になるのやら)・・・ちょっと考えてしまいます。逆に・・・逆に日本ではどうなんだろうか、と。
こういうことまでやって主張する労働者はいるのだろうか・・・とか。

もちろんそういう行為を称賛するつもりはありませんし、助長する意図はありません。ただ・・・なあなあな現状に埋没してしまって「まあいいか」で終わってる向きはないんだろうか、と。↑スペインの運転手だってノリでこういうことやったわけではないでしょうし・・・それなりの覚悟が必要だったはずであります。そういうの・・・今の日本であるのだろうか、と・・・。

04:19 AM | 固定リンク