07/10/2016
一つのカタチ
増える「コインランドリー」共働き世代が週末にまとめ洗い(Yahoo!:時事)。・・・個人的にはまず使わん施設の一つだろうなあ、と。「共働き」「週末まとめて」となるとそれなりの量になるかと思われますが、「独り」「週一回程度」だとそんなに量はないわけで。それならわざわざ出かけるまでもない・・・と。
「洗濯」というのはそもそもは大変な重労働でした。電動の洗濯機が普及していった昭和30年代。それでも当初の洗濯機は「洗濯」「脱水」「乾燥」は別の工程になっており・・・「洗濯」したら「脱水」して「干す」というものでした。それでも主婦を重労働から解放したのはかなり大きなことでした。
同様なことは「冷蔵庫」「炊飯器」にも言えますが。・・・しかし冷蔵庫はこう言っちゃ何ですが今ほどに「依存」はされてないようなものでしたし(買い置きの量が違う)炊飯器は最初からかまどのない家、というのが増え始めると当たり前になっていったものであります。・・・そういう家でも洗濯を人力で、というのは結構あった、と思われます。
しかし時代が進むと・・・「独り暮らし」の幅がどんどん広がっていくようになります。学生の「下宿」と言えば大家さんがいて賄い付きが当たり前だったんですが、それも時代と共に減少。洗濯も金銭的など諸事情あって持ってない、とかそうなるとコインランドリーの出番、ということになります。
・・・でもさらに時代が進むといわゆる「白物家電」の値段低下が加速していって・・・洗濯機くらい誰でも持ってる、という時代になってきたわけであります。
どっちかと言えば「独身向け」だった観の強かったコインランドリーではあります。それが最近は変かしてきている・・・と。なんか銭湯に似てるような気もしますが。内風呂のない頃は皆使ってたんですが、一部屋に風呂は当たり前の昨今では・・・ということでファミリー向けやサラリーマン向けなど各種ターゲット狙いに変化していってたりします。
・・・将来、コインランドリーもそうなっていくのか・・・なんか娯楽施設?みたいな?ものになっていくのか・・・その辺は分かりませんが。それはそれでまた一つのカタチ、ということになっていくのかも知れません。
02:01 AM | 固定リンク