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07/29/2016

時代は流れゆく

ボーイング747「ジャンボジェット」減産、受注がなければ「生産中止」も(Yahoo!:読売)。初就航は1970年ですから・・・今年で46年目ということになります。これまでロングセラーの飛行機、というのはなかなかないと思われますが・・・「乗り物」として見たら結構あるかも・・・とか。実際に「初」は結構昔なのだけど今も現役、というのは少なくなかったりします。
・・・そうは言っても特に安全性の重視される航空業界であります。現行の「ジャンボ」で40何年間飛んでる・・・というのは果たしてあるんだろうか、とか。
今、仮に「ジャンボください」と言って発注したとすると来るのは最新鋭の「ジャンボ」であります。しかしそれすらも減ってきていてもし発注がなくなれば「生産中止」もあり得る、ということであります・・・。
ボーイング747(Wikipedia)

超音速旅客機への橋渡し的意味合いもあったらしい・・・。
しかしその後世界としては「別に音速超えなくたって・・・ねえ?」的な方向にシフト。騒音の問題もありますし、コストの問題もある。かのコンコルドの機内・・・現行の国内線よりかなり狭い様子でありました。これでさらにうるさい、となると・・・じゃあ別に超えなくてもいいか、と。
そして大量輸送から各航空会社による「数」の選択。つまりは一機でたくさん運ぶよりもたくさんの機体でそれぞれ運ぶ。安い方がいい人はこっち、快適なのがいい人はこっち、どーでもいい人はこっち・・・と選択肢が広がっていった結果、そんなに大きなのでなくてもいいか、という方向にも空事情はシフトしていきます。

しかし747は「二階席による一階の貨物室化」「四発エンジンによる安全対策」などなど様々な特徴があり・・・さらにはやはり人々へのイメージとしての「ジャンボ」として生き残ってきました。が・・・それも時代の流れか、と。やはりもったいないような気もしますが・・・仕方ないことなのかも知れません。
・・・ただ、ちょっと心配のなのは後継機と言うかここまでロングセラーになりそうな機体、と言うと・・・エアバスA300系か・・・でもジャンボのようなインパクトは・・・と言うと・・・さて・・・?

01:44 AM | 固定リンク