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07/08/2016

利用効果拡大

バッタの嗅覚で爆発物を検知、米海軍が開発開始(Yahoo!:ANN)。本格的に導入されたらどんな風に運用するんだろう、とかそんなこと思ってしまいましたが。イヌのようにしつけることはまずできません。つまり「ここら辺があやしい」ということでバッタを放したその後は・・・ということであります。爆発物を見つけた、というシグナルを検知した、として(もしくはできなかった、として)その後そのバッタはどうなるんだろうか、と。
回収は・・・結構難しいような気がしますし。と言うか不可能っぽい・・・。
過去に炭鉱でカナリアを飼っていたことがありました。これは美しい歌声で鉱夫の耳を楽しませる・・・というのが目的ではなくカナリアの鋭い嗅覚を利用したものでした。異常なガスが出ると暴れるのでそれで危険を回避した、ということなのですが。

かのドリトル先生にもこういうカナリアが出てきてまして。しかし妙な臭いに気付いて暴れたはいいけどカゴの中に置き去りにされて死にかけた、という話(後に専用の見張りがつくようになりましたが)があったりして。実際の炭鉱ではどうだったんだろうか、と。
バッタもカゴと言うかケージみたいなものに入れて(外気を取り込みやすくなってる、とか)運用するのでは・・・と思われますが。そこらに放したりしたら↑後が大変なのは言うまでもないわけで。・・・繁殖もそれほど難しいわけでもないでしょうし、そういう系統を作って運用・・・ということになる、かも知れません今後。

・・・でもちょっとミョーなことになったりはしないか、というところもあったりしますが・・・その、動物愛護的な何か、とか。現状こういった危険な現場に動物を投入することをよしとしない人たちもいますし。
完全機械化がまだ不可能な現在、できることはやった方がいいのでは、と思いますが。でもどこまで踏み込んでいいか、となるとこれはまた別の問題になってしまいそうな気もしますが。

01:31 AM | 固定リンク