06/28/2016
人の口に戸は立てられず
イギリスのEU脱退後の経済危機をツイッターは増幅するか(Yahoo!:WIRED.jp)。なんか大仰な煽り?ですが・・・ではその「混乱」がどれだけ続くのか、となると。実際、市場関係は一般的に熱しやすく冷めやすい体質ではあります。今の「イギリスEU離脱」で株価が急高下していても・・・それが永遠に続くわけでもなく。
例えばここで「やっぱEU残るわ」的な流れが提示されたらまたそういう状況になるでしょうけど。でもそれは長続きはしない。しばらくするとまた「日常の流れ」が戻ってきます。
・・・それが戻らなかった例は過去にもありますが・・・それでもなんだかんだやって来た歴史があるわけで。それが・・・SNSで一気に拡散されたからと言ってやはり定着するか、と言えば・・・それはどうなんだろう、と。
過去に噂話から銀行の取り付け騒ぎ(あの銀行ヤバいらしい→じゃあ預金下ろさなきゃ! という混乱)になった例、というのは結構あったりします。近いとこだと・・・「いくら預けても1000万までしか保証しません」とやったところお金持ちが大慌てした、とかそういうこととか。
でもそれらを助長したのは別にSNSだった、というわけでもなく。
と言うより「だからSNSは」とかそういう論調は意味ない話であって、結局「人から人へ」というツールがこういった騒ぎを助長していく、というのはいつの時代も変わらんのでないか、ということであります。ただ、現代はそのスピードと広がり方が過去の口伝えよりはるかに速い。そこら辺は留意すべきですが、だからと言ってそこまで警戒する必要があるか、と言うと・・・どうなんだろうあ、と。
国際的にも「春」関係でSNSが果たした役割というのもあります。でも・・・それも結局は噂話の延長線上に過ぎないわけです。そういうとこ、ニンゲンてのはあんまし変わってないなあ・・・と思うのですが。それほど「脅威」としたいのなら逆に利用することも可能なわけで。某プロパガンダ以上に効果が上げられそうなんですが・・・悲しい?ことに?それほどまでの効果のある結果と言うのは・・・さて・・・?
02:15 AM | 固定リンク