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05/26/2016

むしろ新素材

アメリカ・「透ける木材」開発・・・ガラスやプラスチックの代替に(CNN)。「まず維管束植物に含まれる有機物質のリグニンを化学処理を行って取り除く」(「」内元記事より引用)これは木材のパルプ化、つまり製紙と同様の工程なんだそうで「次に補強剤や接着剤として使われるエポキシ樹脂を木材の道管に注入する」(「」内元記事より引用)・・・と、ここまで来ちゃうとなんかそれは「木材」なのかそれとも全然別の素材として扱うべきなのか、ちょっと判断に苦しんでしまいますが。

・・・透明、ということですからやはり窓ガラスや窓用のプラスチックの代替品になる、と記事でも述べられてますが・・・。
これだけ技術の発達した現代でも窓「ガラス」はまだまだ現役であります。ガラスそのものは太古の昔から装飾品として人類に用いられてましたが、平板化する技術が現れたのは結構最近のことだったりします。尖ったモノなどで強力に突けば割れてしまいますが、それでも風雨などの衝撃に強く変質の少ない優秀な素材、と言えるものではあります。
・・・これに替わる「プラスチック」などの素材、そういうのもすでにいくつかありそうなんですが・・・今までそれほど普及していない、というのはやはりガラスに対する信頼と言うか信用の度合いと言うか、そういうとこがやはり大きい・・・のかも、とか思ったりします。

そこへこの「新素材」・・・どうかなあ、なんかそうカンタンに入れ替わることはなさそうな気もしますが。たしかに断熱性などにも優れ、そして割れることもないでしょうし。そういう意味ではむしろ交替を促進した方がいいのかも知れませんが・・・どうなんでしょうね・・・?

01:11 AM | 固定リンク