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04/14/2016
まだまだありそう
いくつか複合的な要因がまだまだありそうですが。
ヒトの「一夫一妻制」理由は「細菌」(Yahoo!:AFP=時事) つまりは性感染症まん延した時期があり、その「対策」として複数相手の乱婚から一夫一妻制になっていったのではないか・・・ということであります。
・・・どうかなあ、なんかそれだけじゃないような気がするんですが・・・。
時期は農耕が始まった頃、となっています。ある意味生活が安定してきた頃なわけで、そういう状況下だとこういうことも考えるようになる・・・のでしょうか?
「一夫一妻制」というのは夫一人妻一人、つまりは現在のヒトの基本的な結婚形態であります。国や地域によっては違う形態の場合もありますが・・・大抵のヒトにとっては「普通」の話であります。
しかもヒトの場合「一夫一妻」のまま長年添い遂げる、という・・・これは猛禽類などではよく見るケースですが、それほど多いものではなかったりします。・・・生物の究極の目標は「オノレの分身を後世に遺す」ということであります。そのためなら別に相手は一個体に限らなくてもいいわけで・・・むしろ違う相手の方が残る確率は高くなります。
繁殖時のみに「一夫一妻」ではなく基本ペアで行動、というのはそれほど多くはないものだったりします。
その要因の一つとしての性感染症、というのはあるとは思われますが・・・それだけかなあ、と。
多分に「文化」というのも関係していそうであります。平たく言えば宗教的に、とか。何らかの「決まり」を守ることで文化的に成熟している、と見なされるならばこれもその一つ・・・なんだかどうなんだか。・・・何らかの利点がないとこういうのは定着していかないもんではありますし。
・・・いや、実は定着していないのかも・・・とか思ったりして。ヒトには実は一夫一妻制は向いてない、という話は結構あちこちで出てきたりするもんですし・・・。
12:24 AM | 固定リンク