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04/29/2016

投げっぱなし

スマートロック「246Padlock」がサービス終了(Yahoo!:アスキー)。スマホで施錠・開錠のできるカギのサービスで・・・こう書くとネット上での「仮想カギ」みたいですが、実物の南京錠を施錠したり開錠したりできたりします。
が、このサービスは今年6月末で終了・・・。
サービスの正式開始は2015年3月。1年3か月ほどで終了、ということになるわけですが・・・サービス終了後は施錠はもちろん開錠もできなくなります。スマホのアプリによって操作する、ということですからサービスが終わってしまえばそれまでヨ、ということであります。

・・・もちろん何らかの方法で別方面から操作、というのは不可能ではないのでしょうけど・・・。
価格(本体価格?)は1万ちょっと。これを回収できれば返金を一年間(2017年4月26日まで)受け付ける、となってます。・・・てことは施錠したまま忘れてて7月になってから慌ててももう遅い、ということになる可能性も高いわけです。・・・そんな高額な錠前を「うっかり」というのは考えにくいかも知れませんが、全くない、とも言い切れません。
どうなんだろうなあ、こういう投げっぱなしなのは、とも思うのですが・・・。

技術的にも商業的にも過渡期ということなのかも知れませんが。何しろ価格が価格なわけで。通常の錠前よりも高いセキュリティを求めての「電子錠前」なのかも知れませんが、こういう技術は必ず抜け道があります。通常の錠前とはまた違ったアプローチで開けられてしまう可能性もあります。いや、むしろ通常の錠前の方が実は安心なんではないか、とかそんなことも思うのですが。
何か少しでも違った方向へ進むわけにはいかなかったのかな・・・というとまたちょっと話が違ってきますか・・・。しかしこれで終わり、というのはなんかもったいないような気もします。

12:55 AM | 固定リンク