« それは本当に | トップページ | トラ・・・ »

04/23/2016

そんなキンメダイ

キンメダイの常設展示がある水族館(Yahoo!:伊豆新聞)。そうでした・・・キンメダイって水揚げ直後は全身真っ赤ではなく背中側が薄いピンクで腹側が銀白色なんでした・・・。
キンメダイ(ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑)
生きてるうちと水揚げ後の体色が全然違う、というのはよくある話なんですが(英名「Blue Marlin」が和名「クロカワカジキ」なのは英語:水揚げ直後で「青い」・和名:水揚げ後時間が経って「黒い」)大抵は水揚げ直後の体色は大変にキレイなものであります。

・・・そう言えばキンメダイというのは結構最近になって名が知られてきた印象もあります。煮物やなべ物が知られていますが刺身も有名だったりします。
↑図鑑によれば日本近海モノだけではなくニュージーランドやロシアなどからも輸入されている、とのことで(もちろん刺身では無理ですが)・・・何かで火がついて一気に流行ってしまった、そんな観もあります。
「こんだけ獲りまくると生息数が減るんじゃないか」的な指摘もあったりして。
ただ・・・これはキンメダイに限った話ではないのですが、実は生態のよく分かってない魚介類というのは結構いたりします。フツーに魚屋に並んでいるのに、です。キンメダイももっと把握できればまた違ってくるのかも知れんでのすが。

02:09 AM | 固定リンク