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04/10/2016

行き過ぎ行き違い

「シクロクロス」レース用自転車に隠しモーターを仕込むことは可能?(Yahoo!:THE PAGE)
シクロクロス(Wikipedia)
自転車によるトライアスロン? とか思ってたら周回コースで規定の周回数をどれだけ早く周れるか競う・・・障害物競走みたいなもののようで。しかも競技時間が短い。30分から1時間程度、とのことであります。
それでもピットインが可能、とのことで・・・しかもその場合機材交換や乗り換えも認められている、と。その時にこそっとモーター仕込んだ自転車に乗り換わったんではないか・・・と。

技術の進歩というのは非常にスピードのあるものですから、例えばこういった競技においてそのルールの範囲をはるかの超えてしまうような変革も起きてしまったりするのですが。・・・でもこれでは競技そのものを根底から覆してしまうほどの「変化」であります。人力のみで争う競技にモーターなんぞという無粋なものを持ち込まれちゃあ・・・それはもう「自転車」ではありますまい。
しかしどんな手段を使っても勝ちたい、ルールやモラルなんか知ったことではない、という思想の持ち主はどこにでもいるものであります。そういう連中が旗頭となって「革命」を起こしていくと競技としては成り立たなくなっていくことになります。
・・・そうなると別競技として独立させないと意味がなくなっていきます。・・・そういうのが「競技」として公的に認められていくか、というのはまた別の問題ですが。

当面は取り締まりを強化していくか・・・陸上競技並のドーピング検査をやるとか・・・そういうことしかない、と思われます。あるいは「電動自転車競技」を確立させていくか。将来的にはあり得るかも知れませんが、そういうのも。でも・・・個人的にはそんなんで本当に面白いのか、やる側も見る側も? とか思ってしまうのですが。

01:10 AM | 固定リンク