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03/28/2016
方向性くらいは
タトゥーのある外国人にも「温泉入浴」を・・・観光庁が要請(CNN)。日本では原則的に「入れ墨お断り」というのが温泉など公共浴場でのルールになっています。これは「入れ墨=反社会勢力」という認識が大きいからであります。
一方のいわゆる「タトゥー」はファッションだけではなく、宗教的背景や文化的要素がある場合もあり・・・「ここは日本だから日本のやり方に従うべきだ」と「タトゥーを入れる文化をないがしろにするのか?」とどうしても意見が分かれてしまいます。
・・・入れ墨もタトゥーも知らん人が見たら一緒なわけです。入れてる側はもちろん様々な矜持があるもんなんですが・・・それを「見る側」の受け取り方に問題があったりするわけです。
日本での「入れ墨お断り」は・・・やはり昭和に入ってから、なんでしょうか。
江戸期や明治期には今よりももっと普通にあった、という話もあります。今のように「反社会勢力が・・・」とここまでイコールだったわけではないようですし。
ということはある程度は見慣れていたのかなあ、と。今は見慣れていないせいもあってどうしても威圧的に感じてしまいます。そこへあまり良くないイメージが・・・となると。
すでに何十年もこの状態で、そこへ「観光立国のために認めよう」というのはなかなかに難しい話かと思われますが・・・多分観光庁からのお達しがあってもそう簡単には行きそうもない、ような・・・。
でも現状のままだと全然そういうのと関係ない外国の人が今度は困ってしまうわけで。少しずつでも変えていくか、それとも突っぱねるか。方向性くらいは・・・いやでもやはり難しいか・・・。
12:29 AM | 固定リンク