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03/26/2016

大抵そんなもん

Microsoftの人工知能「Tay」はなぜ虐殺や人種差別を支持するようになったか(Yahoo!:BuzzFeed Japan)。一種の「コミュケーションソフト」と言いますか・・・ツイッター上でやり取りしていくうちに知識を蓄えて楽しいおしゃべり?ができるようになる・・・という、まあ・・・日本でもあるにはある存在ではあります。
ただ、今回はいきなり某独裁者万歳とかこの人種がキライ、とかそういうこと言い出したわけで。
・・・ということはつまり「教育」したのは関わったツイッターユーザーということになります。しかしこれはなんだか極めて人間的、と言うか・・・どこの国でも一緒だなあ、と。

最近はあまり見かけませんが(例の条約関係もあります)昔はペットショップの店頭にオウムとか九官鳥とかがよくいたもんであります。販売用、と言うより客寄せ的な意味合いで。
当然人の言葉を真似します・・・。
これを見たお客さんは、最初はまず「おはよー」とか「こんにちは」とかしゃべりかけるもんなんだそうで。しかし当たり前ですが一回で覚えることはまずありません。何度か繰り返しても「オハヨー」とも「コンニチハ」とも返して来ない。すると次は
「バカ」関西では「アホ」となっていく・・・。
オウムや九官鳥てのは基本的に自分が興味を抱いた音を真似ます。相手の感情の入った表情、さらに悪口は基本的に言いやすいものが多いので・・・そういった鳥が真っ先に覚えるのはそういった言葉が多いんだとか。

・・・今回のもなんかそれに似てるなー・・・と。
他にもいくつかこういったコミュニケーションソフトてのはあるんですが、やっぱりそういう系統に対する防御とかそういうのはきちんとしてるのか・・・どうなのか。一部では「お答えできません」と突っぱねるとかそういう話も聞きますが。

02:12 AM | 固定リンク