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02/13/2016

イヌだけではなく

吸血コウモリにかまれた子供12人死亡・・・ペルー(Yahoo!:AFP=時事)。多分いくつか「誤解」があるかと思われますが・・・「吸血コウモリ」と言っても颯爽?と飛び回り美女の生き血を吸う・・・というものではなく。鋭い牙はありますが、ちょっとそういうイメージではなかったりします。
夜、寝ている動物に近づいてその牙で皮膚を切ります。そして流れ出る血液をすする。
・・・結構ホラーじゃないか、と思うかも知れませんが・・・実はこのコウモリ、血をすすった後はほとんど飛べなくなります。・・・腹いっぱいになるとまるでボールのような姿でよちよち這って身を隠すんだそうであります。

それでも厄介な生き物に違いはありません。・・・血を吸われたからと言って吸血鬼になることはありませんが、病気を媒介することがあります。
狂犬病もその一つであります。感染した動物(哺乳類)が「噛む」ことでだ液から感染します。・・・日本は稀有な例で国内での感染が限りなくゼロになってますが、南米や東南アジアにとどまらず、世界のほとんどの場所でかかる可能性のある病気であります。
最も恐ろしいのは・・・この病気はかかるとほぼ死にます。確実な治療法もなければワクチンもない。さらに潜伏期間が長いので対処も遅れがちになります。
「狂犬病」と名が付いてますがイヌだけから感染するわけではなく・・・↑このようにコウモリからも感染します。

・・・日本ではほぼ根絶されてますが、いつ何時「再上陸」するか分からなかったりします。用心にこしたことはなかったりします・・・。

01:46 AM | 固定リンク