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02/22/2016

いつかは違和感なくなる

「ほぼほぼOK」などの「ほぼほぼ」いつから出現? 進捗度は?(Yahoo!:withnews) 「進捗度でいえば、ほぼは90%で、ほぼほぼは95%かな」(「」内↑記事より引用)・・・5%くらいならあんまし変わらんような気もしますが。それでも使い勝手がいい、ということでここまで広まってるような気もします。
「初出」は1990年代とのことですが・・・なんか「話し言葉」としてはもっと前からあったんじゃないかな・・・と思ったりもしますが。文字として残っている分は前世紀末、ということになりそうですが。

それでもまだ新しい言葉、ということには違いないわけであります。
新しい言葉となると万人に受け入れられるには少しばかり時間が必要であります。・・・少し、といってもそれなりに定着するのに必要なのは20年くらいでしょうか。今現在「親一歩手前」世代が使い始めた、として(当然その親世代には受け入れられない)・・・やがて「親世代」となり「その子供世代」が社会に影響を与え始めるまで・・・20年くらいかかるかな、と。
しかし本当に日本語として定着するまでにはもっと時間が必要であります。さらに・・・その間「使われ続けないといけない」という命題?もあります。一度使われなくなった言葉はすぐに消えていってしまうものであります。

逆に言えば。もしかしたらこの春、いや明日にでも「新しい言葉候補」が現れるかも知れないわけです。当初は違和感だらけでも浸透していってやがて定着していくかも知れない・・・新しい言葉が。
今普通に話されてる「正しい日本語」とやらを明治期や江戸期の日本人が聞いたら「?」になるかと。コトバというのは変わっていくのが当然で、無理に押しとどめるものでもない、と思うのですが。

01:30 AM | 固定リンク