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01/12/2016
いる?
いらない気がする・・・。
青春18きっぷの「オプション券」に賛否両論(Yahoo!:R25)。ご存知の通り「青春18きっぷ」と言えばJR線全線(一部JR以外も含む)の普通列車一日乗り放題券であります。いつでも乗り降り自由。使い方次第ではかなり有利な使い方もできます。
が・・・ここんとこのJRの豪華な列車を走らせよう・新幹線を引こう路線?のおありをくらってかなりとんでもない状況になっているのも事実であります。
過去、「18きっぷ」と言えば安く旅をしたい人にとっては非常に重宝する存在でしたが・・・18とありますが全年齢使用できます・・・なんか、そういうのを最近のJRは望んでいないのかなあ、と。
基本、JRでは新幹線を通すとその地の在来線を第三セクター化、と言えば聞こえはいいですが・・・別会社にしてしまうことにしています。つまり、JRから切り離してしまう。
こうなると基本「JR全線のみ」の18きっぷでは乗ることができなくなってしまいます(もちろん例外もありますが)・・・その一つが北海道新幹線開業。青函トンネルを越えることができなくなってしまうのはもちろん、その後もかなりやっかいなことに。
・・・そこで2300円の「青函越えオプション」を、ということになったのですが。たしかにフツーに青函トンネル越えるより安くはなってるのですが・・・。
運賃安くしろ、とかそういうのではないのですが。でもこれまで国鉄時代から続いていた「地域の足」としての鉄道を捨てて豪華で速い列車のみにしてしまう・・・この方向性からの、言っちゃ何ですが「お情け」のような気がして。
速さではどうあがいても飛行機にはかなわない。利便さでは自動車に勝てない。じゃあ列車の利点は・・・豪華さ? いや、それなら船舶の方がもっと豪華な旅もできる。
列車の利点は「密着度」と「大量輸送」だと思ってます。過去から積み上げてきた地域との密着性、そして一度に多くの乗客を運ぶことができる(こっちの方は船の方がたしかに強いんですが、そういう面もある、ということで)。
・・・そして何より選択肢を残しておいて欲しい、というのがあります。現状、18きっぷでは夜行バスに敵いません。でも買う人は買う。それは列車を好んでくれる、昔からの「信頼」のようなものがあるからで・・・。
そういうもんをあっさり放っちまうのはもったないのではないか、と思ってるのですが。
04:23 AM | 固定リンク