12/30/2015
嘆くか乗るか
地球温暖化影響、フランスのワインにも(Yahoo!:時事)・・・実際に影響が出ている地域もあるようで、今後さらなる対応を迫られる可能性は十分にあります。
ブドウに限らずこういった収穫物はやはり気候が大きく影響してきます。
温暖化、と言ってもいきなり数十度も気温が上がる、というわけではありません。度数で言えばほんの数度程度。体感できるかできないかくらいのものなのですが・・・その影響は実はかなり大きかったりします。・・・個人的には今大騒ぎするもんでもない、と思っているのですが。地球の歴史からすれば誤差みたいなもん、とも言えます。こうやって気候というのは常に変化していくものではないか、と。
だからと言って炭酸ガス垂れ流しの何も考えずに恵みだけ享受する、というのは別の話であります。できることはやるべきであります。実際、困る向きがあるのも事実なわけですし。
ワインの原料であるブドウに適しているのは大まかに言えば北緯30度から50度の間、南緯30度から40度の間、とされています。大体ちょっと寒いくらい(気温で10℃~20℃とも)の気候ですが・・・他にも日照や土壌もあるのでこの範囲内ならどこでも、というわけではありません。・・・逆に合っていなくても品種改良などの工夫で乗り切る、という手もあったりしますし。
ただ、少しずつでも気候が変化していく、となるとこれまでと同じように・・・とは行かなくなるわけで。その辺で色々出てくることになります(逆にこれまであんまり適してなかった土地が合うようになる、という例も↑記事には出てます)。
「こりゃもうダメだ」とあきらめてしまうのも仕方ないんですが。・・・どうにかできないか、という方向を探る向きも出てきたりします。もちろんカンタンではないのですが。それでも・・・そういう方向性を何とか探れないだろうか、と期待もしてるのですが・・・これまで産地でも何でもなかった土地のワインとか。そういうのも飲んでみたいなあ、と。
02:31 AM | 固定リンク