12/26/2015
美味いかどうかは
別、ということかも。
イエス・キリストが飲んだワイン、イスラエルのワイナリーが再現に挑戦(Yahoo!:CNN)・・・「キリストが飲んだワイン」というのがキモなわけで、それが美味いかどうかはまたちょっと違う問題になるような気がします。
諸説ありますが、今から2000年くらい前のワイン、ということになります。世界で一番古くからある酒とされるワイン・・・2000年前でも登場してからかなりの年月経ってる、とされていたりします(なお世界で二番目に古くからある酒はビール)。
「当時は現代のように特定の種類のブドウからワインを造っていたわけではなさそうだ」(「」内↑記事より引用)
・・・実際「品種」として確定していたのかどうかも疑問であります。「あの辺のブドウ使うと美味いのができる」「いや、こっちの方が味がいい」とかそういうもんだったかも知れません。・・・そうなると「完全再現」はほとんど不可能ということになります。現在「イスラエルで古来からある品種」と言っても1000年前に移入されたとしても今では「古来」になってしまうわけですし。
ブドウの流通経路というのも結構複雑でしょうし。特にイスラエル辺り、となると・・・かなり複雑に物資が行き来していたと考えられます。そこから意中のブドウを選定する、というのは・・・?
製法なんかは結構はっきりしてるようなイメージがあるんですが、どうだろう・・・とか。
やっぱり「完全再現」というより「どれだけ当時のものに近づけられるか」とかそういう方向になるのかなあ、と。・・・そうなると「これを契機にワイン売ろう」とかそういうのとはまた違った話になってくるような気がするんですが・・・「当時の雰囲気を残したワイン」とかそういう風にアレンジする、とかそういう方向に行くんでしょうか・・・?
12:17 AM | 固定リンク