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12/18/2015

変化はある

米NASAが「世界の大気汚染地図」を衛星データを活用して作成(CNN)。いわゆる「NOx」・・・窒素炭化物の量であります。自動車の排ガスなど化石燃料を使うと排出される、とされていて世界的に削減が求められている物質でもあります。
しかしこういうのの調査、というのは結構あちこちで行われているものなんですが・・・衛星データを活用した上に2005年と2014年をここまで詳細に比較・・・というのはあまりないかと思われます。やはり経済状況の変化、と言いますか・・・国が発展していくとまずこういう方面から変わっていくんだな・・・と。

やはり中国は一気に広まっているんですが。
アメリカなど欧米に注目してみると減っているのが分かります。同じ中国でも広がっているところと減っているところ、双方が含まれていますし。日本は・・・なんか減ってるような気もするんですが・・・?
各国の排出規制というのはやはり効果が出ている、ということの証拠の一つではあります。
ともすると「規制しろ規制しろ規制しろ」と唱えるだけで実際に現在こういう規制しているがこれだけ効果が出ているんだ・・・という話はなかなか流れてこなかったりします。・・・こういうのは例えば日本の警察や消防とか自衛隊とか。活躍はしているのですが、まず不祥事から流れてくるためイメージが微妙なことになってしまう、という・・・。
もちろんこれで世界の今後はオールOKと安心しきってしまうのもまた違うのですが。これを継続してさらに減らすことを望んでいるわけです、みんな。

ところで・・・↑画像で実は一番気になったのはアフリカ南部の赤い点であります。アフリカは全体ではほとんどそういうとこがないんですが、ここにだけは2005年も2014年もしっかり記されてあります。・・・なんか・・・ここだけ本当にNOx排出が多いということなのかそれとも全然違う理由があるのか・・・?

02:26 AM | 固定リンク