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11/16/2015

状況しだいだと

思うんですが・・・何がどうなるか、未来のことははっきりとは分からんもんではあります。
今後10年~20年でロボットが労働人口の半分の職を奪う・・・米英で(CNN)。日本ではどうなんだろう、というのもありますが・・・個人的には人間の仕事をンな簡単に取って代わることができるもんなんだろうか、と。
仕事の内容によります。すでに製造業の一部ではロボットは必須のシステムになっていますし、農業などでもそういった需要はあったりします。
しかし・・・創造性や独自性といった分野においては・・・まだまだそこまで行ってないんじゃないか、と思っているのですが・・・。

・・・でもここんとこの技術の進歩の速さはなあ・・・それにその独自性の部分で天才的な発想の飛躍があって、一気にロボット開発が進む、ということもあり得るわけだったりするんですが。

現在でも「創造性」のあるロボット、というのは存在しています。が、それは人間では一生かけても不可能な「何千・何万・何億回ものシミュレート」が容易にできる、ということでもあります。「すでにある思考法」を何度も何度も高速でなぞることができるので・・・人間が気の遠くなるほど作業を繰り返した末に得た答えと同じ答えをカンタンに得てしまう、という言い方もできるかと。
しかも複数台で同じことができます。同性能のマシンなんて量産体制さえ整えば難しいことではありません。

でも延長線上ではない、まっさらなところに一歩示せ、となると難しいのでは、と。究極的な意味で。なかなかそういう「本当にまっさらな場」というのはなかなか存在しないもんではありますけども。
・・・分野によるんかなあ、と、そういうことなんですが・・・。
まあ、明治期の「ランプから電灯」「人力車から鉄道」とかそういう時も多分似たような論争が起きていたでしょうし。ちょっと前でも「家庭用品の電化」なんかでそういう「取って代わられる論争」というのは起きていますし。
しかも。もし↑記事のような世界になった、としても・・・なんだかんだで人間、慣れていくんじゃないかな、と。そしてまたそうなったらそうなったで考えもつかないような(職が減るとかそういう話ではない)トラブルが起きているんじゃないか、と思うのですが。現代と数十年前みたいに。

12:46 AM | 固定リンク