11/24/2015
その名は
ヴァルキリー。
火星を目指す人型ロボット「ヴァルキリー」、NASAとMITが共同開発(Yahoo!:WIRED.jp)。火星へ、というのは実際非常に時間もかかりますし・・・何より宇宙空間というのは人間にとって色んな意味で厳しい空間であります。
単純に空気がないから呼吸できない、というだけではなく。もっと色々とヤバイ場所であります。
そのため恐らく数年から十数年単位で考えないといけない火星探査となると。生身の人間がやるくらいなら機械の体を持つロボットを使おう・・・というのは実は結構前からある考えだと思われます。
・・・↑のヴァルキリーも「自律型」となってますが、これの集団をロケットに乗せて火星に向かわせる・・・それはそれで合ってると思いますが、全部こいつらにやってもらおう、というものではないようであります。
遠隔操作、と言いますか。地上から指示出してロボットを動かす。しかし例えば電波が届かなくなったりなどの不測の事態に対処できるほどには「知能」を持っておいてもらう。・・・そういうことかと。
将来火星に人類が向かうための下準備的なものをそういったスタンスでやってもらう。もちろん本当は「完全自律型」でもって放り出したら全部勝手にやってくれる、とかそういうのが理想なのかも知れませんけど。でもそこまではまだまだ技術が進んでないのが現状ではあります。
多分話題になるのは「人型」というところもあると思われるのですが。
これは最も汎用性が高いから、と思われます。しかもこれだと後で人間が交代してもスムーズに進みますし。・・・ただ、動画見る限りでは無重量下での活動が基本なんかな、とか。足がなんか重力あるところでの活動に向いてないような・・・あれで歩行できるのかな、と。
まあ、それでも期待はできそうであります。こういった技術は正に日進月歩なので、来年いきなり火星行きロケット打ち上げるとかそういう話ではないので・・・今後にもっとスゴイのが出てくる、という期待が持てるわけですし。
・・・でも、ちょっと気になったことが。
なんで「ヴァルキリー」なんかな、と。いや、こういうのはよく神話から題材取るもんなんですが。でもなんかもうちっと柔らかい?ネーミングでも良かったんでは、とか個人的に思ってしまうのですが・・・それにヴァルキリーなら一体じゃ意味ないわけで。最低でも12体・・・でも結局は騎士的なイメージ・・・。
12:21 AM | 固定リンク