« これも日本人 | トップページ | コインなランドリー »
11/03/2015
おかねをおくる
アメリカの若者、出費の筆頭はピザ?(CNN) なんだ、あっちじゃビッグデータの活用でピザを買ったとかそういうのまで分かるんかい・・・と思ったら別にそういう話ではなく(そうだったらある意味かなりコワイ話だ・・・)。とある送金アプリ、それがただ送金するだけではなくSNSの側面もあって一文を添えることもできる。その絵文字に「ピザ」が多く使われていた、というお話であります。
「絵文字」は日本発祥のものなんですが、欧米でも特に若い層が最近はよく使っているとのことであります「emoji」というように表記され・・・やはり日本と同じようにそのモノの代わりに文章中に置いたりするそうであります。・・・ちょっと前まで欧米のメール画面は味気ない、といったことを言う人たちもいましたが。最近はそうでもなくなってきているそうであります。
送金アプリ「Venmo」はアメリカ国内に預金口座とSMSを使えるアメリカの端末があれば利用開始可能。それとアプリをダウンロード・実行できるスマホか端末も必要であります。
「送金アプリ」という名の通りお金を送ったり、あるいは入金を督促したりできます。・・・実はアメリカと日本だとちょっと事情が違っていまして。多分↑これだけの説明だと「なんでお金のやり取りをするのにアプリとかいるんだ?」ということになると思いますが・・・日本の場合「現金」が最も信用されますが、あっちの場合「小切手」「クレジットカード」の方が信用されるケースが多々あったりします。
この場合は「小切手」いわゆる「チェック」の代わりにアプリを使う、という感覚のようであります。
チェック、とは専用の用紙に必要事項+金額を記入して相手に渡し、受け取った側はそれを銀行へ持って行くとその金額を受け取れる・・・というものであります。日本では企業間での取引とかそういう場合に使われることが多く、フツーに生活しているとあまり目にすることは少ないものですが・・・アメリカでは個人でもこれを使います。
中にはハブラシ一本買うのにチェック切るおばさんがいたりして。
手続き?的にはVenmoも似たようなものであります。若者が仲間との飲み会での割り勘代を支払ったりするのに使われたりするそうですが、日本でそれを「じゃあ小切手で」とやったら変な顔されそうであります。そういう感覚の違いからあっちではブレイクしているようであります。
・・・だもんで日本ではちょっとどうかなー・・・と思うのですが。
結構こういう「差異」というのはあるもんであります。・・・無理に導入する必要もないかな、と思うのですが・・・欧米のもの・舶来物をありがたがる性質というのはまだ日本に多くあったりしますんで・・・まあ、それでも定着はしないと思いますが。
03:48 AM | 固定リンク