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10/30/2015
非常にしたたか
宇宙ステーションに「細菌」技術の進歩で「発見」(CNN) どうも今までは見つかることのなかった細菌が宇宙ステーションで見つかった・・・というわけではないようで。ただ、NASAの安全に関する監視技術の向上の結果、見つかった・・・とそういうことのようなんですが。
しかし完璧無菌状態で軌道上へ・・・というのはまず無理な話ですし。細菌くらいの生き物ならば持ち込まれても生き残っていけるんじゃないか、と。存在すること自体はさほど驚くことではないわけです。
以前は宇宙帰りの宇宙飛行士は「隔離ルーム」的なものに一定時間閉じ込められたりしてましたが・・・アレ、今でもやってるんだろうか・・・?
何らかの未知の物質(もちろん生き物も含む)を持ち帰ってないかどうか調査する、というものでしたが。逆に地上から軌道上へ持って行ってしまう、ということも考えられるわけであります。
呼吸気もなく温度も尋常ではない宇宙空間に放り出されるわけではなく。長期間人間の滞在が可能な宇宙ステーションならなおのこと生存の確率はぐんと跳ね上がることになります。・・・細菌によっては嫌気性、つまり人間には欠かせない呼吸気がいらないものもいたりしますし。条件次第によってはかなりの生存が見込めたりします。
しかし恐らくは・・・怖いのはそういう「細菌の常駐」ではなく「変異の可能性」なのだと思われます。無重量下というだけでもかなり特殊な環境なんですが・・・思いもしない「条件」が存在することも考えられます。世代交代が早く順応性も高い細菌がそういう場で殖えていく、となると・・・?
その辺を「土台」として他の生き物も、という可能性すらあったりします。生き物というのは実際非常にしたたかなもんで・・・「生きる」ということに関してはさらにしたたかさが増すもんであります。
06:12 PM | 固定リンク