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10/28/2015

ペットのルール

犬猫の急患の4割は「誤飲」・・・心の病も(Yahoo!:sippo)。決して「人間=犬猫」ではありません。人間よりも短命で、いくら懐いていてもそれは飼い主のあなたの親族には絶対なれません。
しかし。「人間≠犬猫」と100%全部違うもんだから心のないロボットのように扱ってもいいんだ、というのはまた違う話であります。命ある「生き物」であります。ただ・・・我々とはいくらか違う部分のある・・・生き物。

それぞれにリズムみたいなものがあります。人間には人間の。犬猫には犬猫の。それを無視して「人間のルール」押し付けるのはどうか、という声もあります。
一方で。現在のコンパオンアニマルとしての犬猫というのは「飼われる」ことを前提として生きている、という話もあります。つまり「飼い主である人間」がいないと生きていけない。・・・そうなると野生動物のようなルールではなく「ペットのルール」を意識する必要があります。例えば「犬は野外で群れで狩りをするから、広い庭にネズミを放っておいて数頭の犬も放そう」という「野生のルール」をトイプードルなどの小型犬に適用したら・・・多分その子たちはせっかくこしらえた広い庭には興味を示さず、飼い主にずっとくっついてまわるでしょう。こういった小型犬は運動も必要ですが人間との触れ合いも必要、という「ペットのルール」があるからであります。

結局はバランスかあ、ということになりそうですが・・・。
その辺は犬猫の個体差もありますし(騒がしいのが好き、とか穏やかな雰囲気が好き、とか)やはり飼い主さん次第になってしまいます。知識として犬猫の性質を知ることはそんなに難しくありません。ただ・・・それをどう生かすか、どういう風に人間・犬猫双方が楽しめるルールにしていくか・・・そこら辺が一番難しいのかも知れません。

02:05 AM | 固定リンク