« こんなところに | トップページ | 両目は実は少数派 »

10/23/2015

拙速は巧遅よりも

なんとか、と言いますな。
フジテレビ社長「27時間テレビ」見直し発言(Yahoo!:デイリースポーツ)。本家?も含めて個人的に思うのですが、こういう大がかりな企画は毎年やるもんじゃないな、と。突発的にお祭りのようにやるのならフレッシュさも保てると思うのですが、毎年毎年「決まっているから」的にだらだら続けていくと・・・ただのルーティンワークとなってしまって観てる側も作る側もだらだら感が拭えなくなってくるんでは・・・と。
もちろん世には「長寿番組」というものも多数あって、相当な年数経っていてもたくさんの人たちに愛され続けている番組もあります。でもそういうのには「はまった型を受け入れて乗り越えてしまった」感がどこかにあるのですが、「27」や「24」には「はまった型を繰り返している」ようにも見えるわけで。なまじ放送時間が長いだけにそういうとこのさじ加減が難しそうでもあります。

ここらで見直してみようか、というのは非常に建設的なことだと思うのですが。
ただ・・・ちょっと遅いような気がしてます。もちろん、今までも何度か「見直そうか」的な話はあった、と思うのですが(さすがにこれまで一度もなかった、ということはないと思うのですが・・・)。その時にはそれほど話題にならなかった、というかと思われますが・・・今回は社長発言、ということで。
・・・まあ、それでも実際に「もうやらない」ということにはならないだろうなあ、とも思いますが。あれだけ大がかりなんで動く人数も資金も尋常じゃないでしょうし。例えば来年から・・・というわけにもいかないだろうなあ、と。そういう事情もあるかと思いますが・・・。
でも見直そうか、という話が公的に出てきただけでも進歩になるかと。いつまでも過去の遺産にしがみついている場合ではない、と思うのですが。

07:42 PM | 固定リンク