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10/02/2015
二つほど 10/2
生き物で二つほど。
一つ目。蛍光色放つウミガメ、南太平洋で見つかる(CNN)。画像見る限りでは、まあ、蛍光っぽいけどペンなんかによくある「蛍光色」とかそんな感じかなーとか思ってたんですが。動画見てもそこまで発色してませんし。・・・しかし、コレ、夜の海で撮影されたわけで、それでここまではっきり見える、ということはやはり「発光」している、ということになります。
ウミガメはタイマイで、過去にはべっ甲細工などに甲羅が使われ絶滅に瀕している種であります。
・・・光る生物と言うのは結構な数いるんですが、こういう風に「蛍光」となると。タイマイの亜種的なものなのかそれとも別種で新種か。あるいは何らかの変異でこういうタイマイが生まれて今まで生き延びてきたのか。
実際、海の中のことなんてほとんど分かってないことばっかですんで・・・そういう特異な例があり得ない、とは言えないもんだったりしますが・・・。
二つ目。奄美大島・捕獲マングース過去最低の71頭(Yahoo!:西日本新聞)。「え、それだけしか獲れなかったの?」ということではなく。獲れる個体数がそこまで減ったのではないか・・・ということであります。
かつては一万頭はいた、とされていたのですが100頭ほどに減っている、という話もあります。ということは全頭駆除も間近か・・・と言うと、そこまでカンタンではなさそうであります。導入された当初も数十頭だったのですから。
マングースはそもそもハブ退治のために島に導入された、となっています。しかし実際はほとんどハブなんぞ獲らずに希少種や固有種の小型動物を獲りまくるようになってしまいました。環境としてこういった肉食獣がいなかったので、マングースにとっては正にパラダイスだったわけです。労せずしてエサにありつける。
そのため希少種や固有種が激減。そこで駆除が始まったわけであります。人間に連れて来られて人間に駆除される、というのは明らかに人間のエゴで、あまり気分のいい話ではありませんが・・・放っておくわけにもいきません。
・・・しかし実際、ここからが正念場かも知れません。あちらも必死なわけで、捕獲しにくくなっているそうですし。「全滅宣言」出して数年後にひょっこり・・・ということもないわけではないのです。
03:53 AM | 固定リンク