10/18/2015
二つほど 10/18
各地の生き物で二つほど。
一つ目。「雪虫」北海道白老で大量に飛ぶ(Yahoo!:苫小牧民報)。「ゆきむし」というのは秋の終わりから冬の始め頃に舞う小さな昆虫で、トドノネオオワタムシなどが主だったりします。
大きさは数ミリ程度。アブラムシに近く大きさもこれくらいであります。羽があって飛びますが、白い粉のような物質を分泌します。・・・雪の降る前に舞うことから「雪虫」とも呼ばれているわけですが・・・繁殖のために飛んでいたりします。
・・・白い小さな虫が寒空に舞う。なかなかにロマンチックな光景なんですが。しかしこれも大量にばんばか飛び回る、となるとロマンも何もあったもんではなく。かなり大変なことになってるようであります。成虫の寿命は一週間程度と言われていますので、そんなに長く続くわけではないのでしょうけど・・・。
二つ目。関西国際空港、鷹匠とタカでバードストライク半減(Yahoo!:毎日)。「バードストライク」は世界中の空港の悩みのタネだったりします。ジェット推進による飛行機が当たり前になった頃からあったんでは、と思いますが。ジェットエンジンはその構造上どうしても空気を吸い込む必要があります。が、その時に鳥も一緒に吸い込んでしまう。
そうなるとエンジンに支障をきたすことになり・・・場合によっては大事故に繋がることもあります。飛行中に吸い込んでしまうことが多く、さらに安全面に不安が出てきます。
・・・例えば吸い込み口に金網?みたいなもん付ければ・・・という案が出てきたりしますが、そうなると今度は十分な吸気ができなくなります。さらに飛行中だとそんな金網程度では意味がなくなってしまいます。・・・相当なスピードで吸い込むので・・・多分原形とどめていない・・・。
そこで「空港の周辺に鳥を居つかせない」という方法も色々考えられてきました。鷹匠に頼む、というのは前に成田かどこかでもやっていたような。しかしここまで効果が出る、というのはさらに一考の価値あり、ということになりそうな。
そして・・・コアジサシ。絶滅危惧種であります。営巣地・・・どっか近辺で見つかるならそれでいいんですが・・・このままだと一番ワリ食うのがこの鳥なような気がして・・・。
02:02 AM | 固定リンク