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10/16/2015

二つほど 10/16

海外で二つほど。

一つ目。ニューヨークで相次ぐ「チップ廃止」の動き(Yahoo!:CNN)・・・チップの習慣のない日本からするとあまりピン、とは来ない話なのですが。こういう習慣が当たり前の国からすると逆に困ってしまうかも、と思ったりして。・・・チップを渡したいのだけど渡さない方がいいのかしらん・・・?
「心付け」という言い方もあります。何らかのサービスを受けて満足した場合、さらにプラスアルファとしていくらか渡す。あるいはホテルなどでは去る時に置いていく。・・・日本では「金銭を渡す」という行為が場合によっては相手を侮辱している、と見られることがあってこういう習慣が根付かなかったのかも知れませんが。
しかしこういうのが当たり前になっている国でも「ちぇ、これだけか」と明らかに相手の態度が変わったり、「もっとくれ」とすでに意味が違ってきている、とそういうこともあったりします。店が提供している物品に対して対価を払う、というのが「売買」ならばこれは明らかに買い手にとって過剰であってバランスを崩している、という見方もできるわけです。
ただ・・・接客を担当する従業員(ウエィターとか)は他と比べて固定給が少なく、チップがないと収入が減る、とそういう事情があった、という話はよく聞くものであります。
・・・でもそれも店や場合によるのかなあ、と。たしかに↑記事にもある通りテーブルに行ける職種の方がチップをもらいやすいものですし。そこに「不公平」が出るのならたしかにこういうのも仕方ないか、と。でも・・・感謝の意を「心付け」として渡したい、そういう気持ちも禁止、というのはちょっともったいないような気もするんですが。

二つ目。自転車の「ヘルメット着用義務」はかえって逆効果?(Yahoo!:ウォールストリートジャーナル) 事故による怪我などはたしかに減るけど利用率は下がる、という・・・。
たしかに「ちょっとそこまで」でいちいちヘルメット被って自転車、というのはちとめんどくさいような。↑これはアメリカでのケースですが、日本でも過去には原付(総排気量50㏄以下の原動機付二輪車)ではヘルメット着用が義務化されていませんでした。1986年に義務化されましたがその時はやはり「めんどくせ」的な雰囲気が強かったのかな・・・とか。
現在は日本でも13歳以下は自転車でのヘルメット着用は努力義務、となってます。大人は義務化されてないんですがたしかに頭部を守る器具は必要かな・・・という声は日本でも多いようであります。
ただ、そうなるとたしかに「めんどくせ」ということになりそうな。いや、むしろ今はちと数が多すぎるんでコレで数を減らす、というのは・・・いやでも慣れてしまえば原付みたいに別にいいや、てなことにもなりそうな。しかし安全第一、というのはどこの国でも変わらんわけですが。

03:00 AM | 固定リンク