09/19/2015
輸出解禁
キャビアの海外輸出解禁・・・輸出制度を新設(Yahoo!:毎日)。これで輸出体制が整ったことになります。キャビア、と言えば黒海とかカスピ海とかそういうところが有名ですが「日本産」でどれだけ食い込めるかが問題、ということになりそうであります。
キャビアとはチョウザメの卵のことで、通常は塩漬けであります。
これは日持ちさせるため、という意味もありますが・・・味的な意味合いもあるかも知れません。・・・実は食ったことないんでどんなのだか自分には分からんのですが・・・世界三大珍味の一つになってるくらいですから美味いんだろうなあ、とは思いますが(なお残り二つはフォアグラ・トリュフでフォアグラは食ったことあるんですが・・・さて・・・)。
手に入れるためにはチョウザメを捕まえてくる必要があります。が、抱卵中のチョウザメなんてそうそう都合よく捕まらないため養殖が中心となっています。
チョウザメ(蝶鮫)となってますがいわゆる「サメ」とはちょっと違う種類になります。一応?軟骨魚類なのでアジやコイよりは近いっちゃあ近い魚、ということになりますが・・・結構違うところのある魚だったりします。なお「蝶」がつくのはウロコの一部が蝶に見えるから、とのことであります。
基本淡水魚で、ロシアなどユーラシア大陸の大河とか大きな湖とかにいますが、熱帯魚ではなくどっちかと言えば冷帯魚であまり高温の水では調子が悪くなります。しかし淡水でも養殖できることから陸地でも設備があれば養殖可能、ということになります。
そのため日本でも各地で養殖されているのですが・・・かなり難しい、という話であります。さらに出荷できるほどのキャビアをとるには何年もかかる、とのことで。ここまでくるには相当の苦労があったと思われます。
・・・実は卵だけではなく身も美味、とのことで・・・そっちでも名産になる、かも知れません。が・・・まだまだ緒についた、というところで今後に期待したいところであります。
01:54 AM | 固定リンク