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09/28/2015
或る交代
麻生美代子の磯野フネ、最後の放送・・・代替わりなしはサザエとタラちゃんのみに(Yahoo!:スポニチアネクス)。「お帰り。随分、買い込んできたね」が最後のセリフとなりました。「お帰り」が最後、というのはなんだか象徴的なような気もします。ともあれ、長い間お疲れさまでした。
→サザエさん(しょぼいカレンダー)
・・・こうして見るとやはりロングランヒット作なんだなあ、と思います。しかし息の長い作品はそれならではの問題?も出てくるわけであります。
映画や特別番組のように単発で終わるならまだしも、毎週放映される作品やシリーズ化された作品となると「作る側」の方にもどうしても問題が出て来てしまいます。いくつかあるのですが・・・やはり大きいのは「年齢」かと。これは特に出演者という最も目立つ部分で大きく影響がでてくることになります。
サザエさんのようなロングランを続けるアニメだけではなく。例えば「男はつらいよ」とか。寅さんの代役・・・というのはちょっと考えられません。「釣りバカ日誌」も同様でしたが、今度は昔の話をやる・・・という方法?をとってます。
アニメの場合。声、というのはある程度なら似せることができます。・・・ジブリアニメ「かぐや姫の物語」で翁役の地井武男さんが途中で急逝され・・・三宅裕司さんが代役に。しかしどこで替わったのか・・・分からなかった、という話があります(自分も観たんですが・・・どこからだろう?)。こういうことも可能だったりするのですが。
・・・例外もあります。ルパン三世は・・・ああするしかなかったんだろうなあ、と。別の声のルパン、というのもアリだったのかも知れんのですが、世間一般からすると・・・なかなかに難しそうであります。
人間は誰でも年をとるわけで。長い間愛されてきたとしてもいつかは別れることになるのですが・・・。
全く新しく1から作り直すか、それとも前を踏襲するか。その辺は演じる人や周囲の事情によるのですが・・・そりゃあ、今まで通りの役を永遠に観続けたい、というのは誰でも願うことですが・・・全然違った「役」を観る、というのも悪くはないんでは・・・とか個人的には思うのですが、さて。
02:03 AM | 固定リンク