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09/13/2015
読んで聞かせる
幼児期の「読み聞かせ」で左脳が活発に(CNN)。ただし「左脳が活発になる」=「将来天才になる」とかそういうスーパーマン的?なことではなく。読み聞かせをすることで読解能力の向上などは期待できますし、何よりも活字に慣れていくことができる・・・と。
子供の将来を考えたら・・・ということでもあります。
ただ。こういう記事が出てくると「何が何でも読み聞かせしなきゃ」ということで眠そうな子供を叩き起こして自分もよく分かってない難解な本を意地になって読み聞かせる・・・とかそういう話が出てきそうで、ちょっと。
↑記事にもありますが『両親が本に触れる機会の多い環境を作っている家庭の子どもでは、脳の活動がさらに活発になっていると指摘』(『』内↑元記事より引用)ということであります。一番触れる機会を増やす方法は、親が自分で本を読んでいる姿を見せること。自分も読んでないのに読み聞かせだけは張り切って、さらに識字能力のついた頃に「さあ、これを読め(ただし自分は読んだこともない)」というのでは・・・ただの「本嫌い」が出来上がるだけであります。
・・・自分のことを思い起こしてみると。・・・実家にまだ残ってますが、世界のナントカ全集(児童向け)というのがあってコレを読んでいたような。読み聞かせ? は・・・小学生の頃にそういう記憶あるんですが、その前は・・・ちょっと。
何より実は両親が「楽しみながら本を読む」という姿を見た記憶がほとんどない、という・・・仕事で使う専門書とかそういうのを見たことがあるんですが、そもそも文芸書と言うか両親のそういう本を見たことがない、という・・・。
そんなんだから逆に自分は活字に対してそれほどアレルギー?もなく。さらに「別に活字にこだわる必要ないやんか」という思考になっていったのかも知れません。・・・親が本を読む姿、というのは子供に良くも悪くも影響を与えるわけで。それがなんかイヤで本嫌いになった・・・とかそういうケースもあるんじゃないんだろうか、とかそんなことも思ったりしてます。
02:05 AM | 固定リンク