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08/07/2015

カウンターテクノロジー

そんな言葉はないでしょうけど、なんとなくそんな感じ?
顔認証を防御できるメガネ状のバイザー商品化(Yahoo!:ImpressWatch)。そもそもそこまで(写り込んだだけで個人特定とか)想定しての昨今の「SNS普及」ではないのですが・・・それでも結果として写り込む→個人特定→トラブルという事例がゼロなわけではなく、「自分は大丈夫」と思っていてもひょんなことから巻き込まれる可能性も十分にある世の中になってきてます。
そこでそういった「個人認証」を防ぐメガネ、というわけであります。・・・今後はこういった商品が増えてくるかも知れません。技術というのは意図しない方向へ進むことも多々あるわけです。

しかし、コレ、どこまで「防御」できるんだろう・・・。
素朴な疑問ではあります。解像度にもよると思いますが、スマホやコンデジの、それも背景の一部にちょろっと写り込んだだけの顔でも個人まで辿り着けるか、と言うと・・・不可能ではないでしょうけど、そこまでする必要がなければほとんどの場合はそこまでしないわけで。
・・・逆に言えばとことんまで情報を得てやろう、とするならば低解像度でもそれなりに効果はあるわけでありますけども・・・。

それでも一定の防御は期待できそうなんですが、さて。
ちょっと心配?なのは今度は「このメガネを無効化するカメラ」とか出てきてさらに「そのカメラを・・・」「そのメガネを・・・」といたちごっこが展開されていくことだったりします。・・・無用な争い、と言いますか・・・こんなところで切磋琢磨かよ、と。
・・・でも技術の進歩なんてのはこんなもんかも知れません。相手が上を行く。じゃあこっちも・・・と。ある意味それは当たり前のことなのかも知れません。

01:18 AM | 固定リンク