« 無理かなあ、やっぱ | トップページ | 絶対クリアできない »
08/11/2015
ぶーびぃ
可能性としてはなくもないんですが・・・?
「海なし県」なのにカツオドリの幼鳥保護、埼玉県越生町(Yahoo!:産経)。
→カツオドリ属(Wikipedia)
カツオドリとは「空から海中へダイブするのに適した海鳥」で、根元が太く先端の細いクチバシや流れるような額の形状が特徴でもあります。空中から急降下するのですがその時は翼を畳み(通常とは違い完全に畳まず後ろへ伸ばす格好)頭から海面に突っ込みます。海中ではその勢いそのままに泳ぎ回り、獲物を捕らえて海上へ上がってきます。
「カツオドリ」という和名はカツオ漁などの時に用いられる「鳥山」からかと。エサとなる小魚を追って「山」のように海鳥が群れるのですが・・・その代表的な鳥だったりします。
しかしその「海面に頭から突っ込む」という習性ゆえに老齢になるとほとんどが失明してしまう、という話もあります・・・。
そんな生粋の海鳥が海のない埼玉県に。
・・・「迷鳥」という区分があって(「留鳥」は一年中見られる「冬鳥」なら冬だけ、とか)これは生息域から大きく外れているのに目撃された、ということで今回もこれに当たると思われるのですが・・・通常は台風とかそういった気候的にヤバい状況になって、風に流されてきた鳥・・・とかそういうことだったりします。
が、今回は特にそういうことはなく。
若鳥ですから迷って来たのは間違いないようで。でも自力でここまで来るかなあ、とそういう疑問はたしかに。でもカツオドリを人為的に・・・というのも。結構デカい鳥でありますし、何より「需要」が・・・ちょっと。飼うには明らかに向いてない鳥であります。法律上も難しいのですが、そもそも個人じゃ無理でしょうし(エサはもちろん、相当なスペースが必要ですし)。・・・近隣の誰かが海上で捕まえてきて放した、というのも・・・なんかよく分からない話であります。
無事に良くなって海に放されるといいのですが。・・・なお、カツオドリは英名で「booby(ブービー)」と言います。例の「ブービー賞」は本来は「一番ビリ」の意で、でも日本では「下から二番目」という意味になってる賞ですが直接関係あるのか、と言うと・・・さて?
ただ、ゴルフ関係てのは鳥の名前(イーグルとかアルバトロスとかコンドルとか)をよく使うのでその流れからなのかなー・・・とか思うのですが・・・?
11:22 AM | 固定リンク